七福神と御朱印

日本全国で七福神は約件あります。七福神と言っても七つとは限らず、たとえば浅草名所七福神は実際には三つのお寺と六つの神社の計九つを巡ります。七福神巡りのコースはほとんど1日で巡ることができるようなごく近い位置に存在している寺社だけを巡ります。

七福神巡りは基本的にお正月に行います。お正月の期間中は七福神の幟が立っている所がほとんどです。七福神の御朱印はそれぞれの神様にちなんで、「福禄寿」「弁財天」「布袋尊」「大黒神」「毘沙門天」「寿老人」「恵比寿神」の文字が書かれています。御朱印は御朱印帳に頂くこともできますが、ほとんどは専用の台紙(色紙)に七つの御朱印を頂きます。

台紙は1枚1,000ぐらいと御朱印帳ほど価格が高くなく、御朱印も1箇所100円ぐらいで頂けるため、手軽に購入し御朱印を集めることができます。七つの印を1枚の台紙に収めるため、一般の御朱印より小さめにできています。

またお寺詣りほど厳格に作法を守る必要もありません。気軽にお参りを済ませれば御朱印を頂くことができるので、初詣の時には非常に多くの人が七福神巡りを行います。

関東周辺の七福神には次のものがあります。

・浅草七福神(浅草寺、浅草神社、待乳山聖天、今戸神社、不動院、石浜神社、鷲神社、吉原神社、矢先稲荷神社)

・日本橋七福神(小網神社、茶ノ木神社、水天宮、松島神社、末廣神社、笠間稲荷神社、椙森神社、宝田恵比寿神社)

・深川七福神(富岡八幡宮、冬木弁天堂、心行寺、円珠院、龍光院、深川稲荷神社、深川神明宮)

・横浜七福神(正覚院、西方寺、蓮勝寺、菊名池弁財天、興禅寺、金蔵寺、東照寺)

・鶴見七福神(総持寺、正泉寺、東福寺、安養寺、松蔭寺、熊野神社、鶴見神社)

・鎌倉七福神(鶴岡八幡宮、浄智寺、宝戒寺、妙隆寺、本覚寺、長谷寺、御霊神社)

七福神の神様は次の七神です。

①恵比寿(日本出身の神様で鯛を抱えているのが特徴、航海安全、豊漁をもたらす神様)

②大黒天(富と財の神様、護国豊穣の神様で、打ち出の小槌を右手に持っている)

③毘沙門天(仏法を守護する四天王の一人で右手に槍を持っている、厄病、災難から守ってくれる仏神)

④福禄寿(幸運、長寿、長命を授ける徳の高い神様で商売繁盛を祈願する)

⑤布袋尊(福徳円満の神様で、大きな布袋を携えた姿が印象的、平和安穏、家庭円満を祈願する)

⑥寿老人(頭巾を被り杖を持った姿で、人々の健康と安全を守る神様)

⑦弁財天(琵琶を抱く姿で音楽を司る仏神、弁舌才智、財宝授与の仏神として芸能関係に縁がある)