四国八十八箇所巡礼の御朱印

四国八十八箇所巡りは巡礼のコースとして有名であり、全国から毎年たくさんの人々が巡りに来ます。御朱印はこの八十八箇所の札所のどこでも頂くことができます。

巡礼は普通は一番札所から八十八番札所までコースの順番に巡りますが、逆に八十八番札所から一番札所まで逆コースで巡る人もいます。この巡り方を逆打ちと言います。

巡り方は多種類あり、車で巡る人もいますし、電車・バスと徒歩だけで巡る人もいます。徒歩だけだと札所の間が1日以上かかることもあります。自転車で巡ることもでき、徒歩より時間の節約になります。

 

御朱印目当ての場合にはあまり衣装にはこだわりませんが、通常の巡礼の衣装と同様、白衣を着るほうがいいでしょう。ジーンズでも巡れないことはありませんが、一般の観光客と間違われて場合によっては御朱印を頂けないこともあります。

白装束はどこで自分の命が絶えてもいいように、死装束の意味もあったとされています。仏様への信心の心を持っていることを示すために、恰好だけはきちんとするほうが無難です。

そのほかの巡礼に必要な金剛杖や輪袈裟はなくても構わないでしょう。ただ数珠とお経本はお経をあげる必要上持って行ったほうがよいかもしれません。お経をあげることはお寺に参拝する際には必須です。お経をあげたのちに参拝の印として御朱印を頂くのです。巡礼の衣装や持っている頭陀袋には弘法大師と一緒に巡るという意味で「同行二人」と書かれています。

四国八十八箇所の巡礼のコースは次の通りです。

 徳島県 第一番霊山寺~第二十三番薬王寺

 高知県 第二十四番最御崎寺~第三十九番延光寺

 愛媛県 第六十六番雲辺寺~第八十八番大窪寺

このすべてを一度に巡るのが大変な人は一つの県だけを巡って戻る一国参りというものもあります。また何回かに分けて各札所を巡るバスツアーもあります。大きな旅行会社が募集しています。

八十八箇所を結願した時は、お礼のお参りとして奈良の高野山に参拝します。ここまで終わると満願と言います。

高野山と高野山奥の院の2箇所で御朱印を頂くことができます。近くの安養院では精進料理を食事をすることができます。弘法大師の御母堂様が高野山を訪ねられたときに泊まられたという慈尊院が山の下の表玄関の要所にあり、ここでも御朱印を頂くことができます。

御朱印を頂くのは四国八十八箇所の場合は御朱印帳とは呼ばず、納経帳と呼びます。

納経帳は和紙の背を綴じた綴じ本で、一番札所から順番に巡る順に沿って御朱印を頂くページが決められています。1,000円台からありますが、高級なものはは6,000円ぐらいのものもあります。納経帳のほかに法衣や納経軸に御朱印を頂くこともできます。また2回目以降は前と同じ納経帳を使い、前の御朱印の上から捺して頂きます。これを重ね印と言います。