御朱印帳の入れ物

御朱印帳は旅行などで寺社に参拝するときには、リュックサックなどに入れず、首から下げたりショルダーバッグなどに入れて持ち歩くとよいでしょう。こうすれば、わざわざ下ろすことなく、手軽に御朱印帳を取り出すことができます。なお、念のため雨に濡れないようにビニール袋に入れておくと安全です。

財布なども同じカバンの中に入れます。できれば財布は小銭入れと札入れに分けておき、札入れは安全のためリュックサックにしまいましょう。小銭入れはショルダーバッグに入れておき、お賽銭や御朱印代がすぐに取り出せるようにします。小銭は多くの寺社で御朱印を頂くときに困らないように、百円玉を多めに入れておきましょう。札などを出してお釣りを要求すると嫌がられます。ほとんどの御朱印代(納経料)は300円となっています。

御朱印は多色刷りではありませんが、墨色と朱色の2色の対比が鮮やかで美しく、筆の字体も特徴があり、デザイン的にも優れていると言えます。筆の字体は一様でなく、ここの寺社で特徴のある字体を使っています。いわゆる楷書体、草書体のほかに隷書体、てん書体の文字が使われることがあります。

中には塔婆に使われる梵字(サンスクリット文字)を使っている御朱印もあります。同じ寺社の御朱印でも書いてくださる方によって筆跡が違ってきます。同じ寺社を何度か訪れると、訪れた時期によってデザインが変わっていることがあります。御朱印はその時その時の「一期一会」を表したものと言えます。

観光を兼ねた場合でも巡礼の場合でも、御朱印収集の旅に出るときにカメラを忘れずに持っていくことをお勧めします。御朱印だけでもその寺社の参拝の記念になりますが、その寺社の写真を収めると、後で眺めたときにその時の記憶がよみがえり、いい思い出になります。また、御朱印だけでなく、ノートを持参して、旅行の工程や周りの様子、食べたものなどを記録しておくのも楽しみの一つと言えます。

札所巡りなどでお寺を巡る場合には、数珠やお経本も必要です。あまり信心深くない人も、お賽銭をあげて数珠でお祈りすると、お寺に参拝したという崇高な気持ちになります。